お気に入りの"可変式"アルミ製ミニフロアポンプ

今回は、MTBやグラベルライド好きなスタッフが愛用する携帯ポンプをご紹介します。

それがこちら、Panaracer『BMP-N21AGF2』空気圧ゲージの付いた可変式のアルミ製ミニフロアポンプです。メーカーHPの商品説明によると、「フロアポンプにもハンドポンプにもなる、便利で丈夫なアルミ製ミニフロアポンプ」とあります。
どういうことかと言いますと、これが↓


こうなります。


フットステップと一体になった回転式空気圧ゲージとハンドル部を収納する事により、ストレート形状になるコンパクト設計。スクリュータイプで高圧対応を可能とするフリップヘッド(米式・仏式 反転式)を採用しています。付属品として、携帯に便利なボトル台座用ブラケットと英式バルブクリップも付属します。収納時の長さは285mm、重量は185g。


このポンプ最大のお気に入りポイントは、容量優先または圧力優先の切り替えが可能な"可変式"であるということ。シリンダのプリントに従ってUnLock側に回すとHi Volumeモード(容量優先)に、Lock側に回すとHi-Pressureモード(圧力優先)に切り替えられます。
ロードバイクと比べて圧倒的にエアボリュームの大きいMTB/グラベルタイヤでは、パンクなどトラブル時の空気補充も一苦労。携帯性を追求した極小の携帯ポンプや利便性を優先したCO2ボンベでは、ポンピングの回数や使用するボンベの本数が多くて大変。CO2は緊急時やレースなどでの素早い復旧には有効ですが、TLR運用の場合、シーラントの成分によっては相性が悪い場合があります。何よりエコではありません。
(Stan'sではCO2を使用した場合、タイヤのセットアップ後または走行後に一旦CO2を排出し、通常の空気と交換することをお勧めしています。CO2に長時間さらされると、シーラントが分離したり、シーラントの寿命が短くなったりする可能性があるためです。)


このポンプでは、空気の入れ始めはHi Volumeモード(容量優先)で効率的に空気を補充し、ある程度空気圧が上がってきたらHi-Pressureモード(圧力優先)に切り替えてポンピングすることで、素早くかつ高圧まで充填できます。また、約30cmのロングホースとフットステップ、力を入れ易いT字型ハンドルのおかげで、不安定な場所でも、誰でも無理なく、確実に空気を入れられます。


そんなわけで、今ではどんなライドでも必ず携帯しています。皆さんもいざという時に頼りになる携帯アイテムを見つけてみてくださいね。不安がなくなり、ライドに出掛けるのが楽しみになりますよ。
(スタッフ私物は少し古いので、現在は新ロゴに変更されています。)

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