【Selle SMP】Kryt3(クリテ) インプレッション

2018.03.23

Selle SMPの新商品「Kryt3(クリテ)」を実際に購入し使用してみましたのでインプレッションです!

■Kryt3(クリテ)

価格(税別)

¥25,000※ブラック

¥27,000※ホワイト

¥29,000※イエローフロー

長さ:245mm

幅:132mm

重量:300g

 

 

普段愛用しているCompositとの比較です。

 

使用した印象です。幅はコンポジットより若干広いですが、パッド量が十分にあるので気にならないですね。

このサドル、「クリテ」の名前の通りクリテリウム競技のような高強度域での使用に重点を置いて作られています。レースの強度ですとサドルの座面にどっしりと体重を乗せるよりも強い前傾姿勢でサドルの中央から前側に座る、いわゆる”前乗り”といわれるポジションをとるシチュエーションが多く、そういった姿勢時での快適性を重視して作られています。その為、パッド量が多く、なおかつショートノーズの形状になっています。

ここまでの説明で「それってTTサドルを使えばいいんじゃないの?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

ここでTTサドルの「TT3」と形状の比較をしてみましょう。

TT3とKryt3、長さと幅がほとんど一緒なんです。実はKryt3に数字の”3”がつくように、TT3をベースに作られたモデルになります。

 

TT3との違いは座面の形状です。TTモデル(トライアスロンも同様)は使用用途が限定されている為、SMP独特の座面の起伏がなく、横から見るとフラットな形状をしています。一方Kryt3の座面はSMPらしい曲線を描いていますね。

しかし座面の曲線はCompositやForma形状のメインのモデルのようにはっきりとしていない為、比較するとSMP独特のフィット感は希薄ですが、しっかりホールドしてくれる感覚は残っています。

Compositをレースでも使用していますが、もちろん深い前傾姿勢での前乗りをすることができます。ですが、そのポジションでの快適性のみを比較したらTTサドル譲りのKryt3に軍配が上がります。

一言でいうのであれば「TTモデルとのいいとこどり」といった印象です。

 

パッド量が多いので、多くの方が合わせやすいと思います!

 

 

もちろんSMP専用マッドガード「FAN-GO」もしっかり取り付けられます。

 

 

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