【ONYX Racing Products】その3 インプレッション

2019.03.20

前回までにONYXハブの特徴であるスプラグクラッチの仕組みや、豊富なラインナップ、カラーオーダー、各種オプションについてご紹介してきました。最終回となる第3回目は、実際にハブを使用している選手の声をご紹介しつつ、私なりの使用感をお伝えしたいと思います。

 

BMXレースの分野で有名なONYXですが、MTBフリーライド界の大御所"CAM ZINK"やRed Bull Rampageでもお馴染み"Kyle Strait"もONYXハブを愛用しています。弊社ではMTBフリーライドを追求するプロライダー"高橋大喜"選手をサポートさせて頂いております。

 

昨シーズン使用した感想をブログでご紹介いただいておりますので、下記にご紹介いたします。

ONYXハブの魅力を余すことなく解説されていますので、ぜひリンクをご一読ください。

プロライダー"高橋大喜"選手による ONYX インプレッション!!

 

BMXレーサーに支持される理由は、どこでもすぐにトルクがかかり、良く転がるから。短い競技時間で一瞬のペダリングロスも許されず、リズムセクションでは足を止めつつも減速は最小限に抑えたい。そんな競技特性にピッタリなのですが、このメリットがMTBにも当てはまることが良く伝わってきます。特に“フルサスペンションバイク特有のキックバックの特性と合わせて加速する”という点を、わかりやすく説明されています。

 

そしてもう一方ONYXハブを使用するのはMTB XCE(クロスカントリーエリミネーター)2017&2018全日本チャンピオンの"澤木紀雄"選手。

昨年の世界選手権ではONYXハブにロード用のスプロケットをインストールして世界に挑みました。BMXレース同様に競技時間が短く、スタートダッシュが肝心なXCEでもスプラグクラッチのメリットが活かせたのではないでしょうか。

 

私はNINER RLT9に組み合わせてCXやグラベルライドで楽しんでいる他、フルサスMTBのRIP9でも使用しています。

オフロードを走っている時、トルクをどこでもかけられるというのはあらゆる場面で走りの安定につながりますし、実際にぬかるんだ泥や浮いた砂利でバランスを崩した時、CXでは砂地でのレースなど低速でバランスを崩しがちな場面でも少し踏みなおす事で乗車率を高く保つことが可能です。それから、競技者レベルでなくてもONXYハブの転がりの軽さはきっと体感できます。レース中に前走者と距離が詰まりペダリングを止めたり、コーナーで足を止めたりした時、いつもよりスッと転がり前へ前へと進んでいく感覚があります。オンロードでの下りはもちろん、平地でもラチェットの爪による抵抗が無いので明らかにスピードが落ちにくく、よく転がります。

 

最後に、これはお好みがあるかもしれませんが、空転時に音がしないというのはとても気持ち良いです!お気に入りのトレイルに入り澄んだ空気をいっぱいに吸い込んでペダルを回す。走り出して聞こえてくるのは、タイヤが落ち葉や小枝を踏み、トレイルをグリップする接地音、あるいは新雪を踏みしめる音、自分の呼吸、鳥や虫達の声や木々のざわめき、風の音、それだけなのです。余計な音はなく、自然に包まれている感覚はとても開放的でリラックスできますよ♪

 

弊社ではMTB関連イベントへ出展時にONYXハブの展示や試乗を行っています。イベント会場でお見かけの際は、ぜひお気軽にお試しください。この特別な体験を共有して頂けたらと思います。

イベントへの出展情報はHPやSNSで随時発信していますので、ぜひチェックしてみてください。

 

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