SDA王滝2016春~当日編~

5/22(日)に行われた『SDA王滝』。今回は当日の様子をご紹介します。

 

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100kmの部は、AM4:30よりスタート地点へバイクの整列がOKとなるため、まだ暗いうちから皆さんソワソワ・・・早めに朝食を済ませ、身支度を整えます。トイレはどうしても混雑してしまいますので、時間に余裕をもって準備しましょう。

 

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5:00頃に様子を見に行くと、そこにはもう既にたくさんのバイクが並べられていました。4:30の整列開始とともに一斉にバイクが並べられるため、タイムを狙っている方はここから勝負が始まっています。

 

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この光景は圧巻です。その数は100kmの部のみで700台以上。SS(シングルスピード)の部もあり、さまざまなバイクを見ることができます。FAT BIKE やシクロクロス車で走っている方もお見かけしました。

 

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そんな中にNINER BIKEユーザー様も。今大会では、Continentalタイヤも多くの方に選んでいただいているように感じました。中でも優勝した池田選手も愛用しているグリップと転がりのバランスが良くサイドカットにも強い
「X-KING PROTECTION」が人気です。厳しいレースの相棒に選んでいただけるなんて、嬉しい限りですね。

 

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レーススタートは6:00。大会の安全を参加者皆で御嶽に向かって祈願し、いよいよスタート!それぞれの目標に向かって走り出します。100kmの部の場合、3つのチェックポイントを制限時間以内に通過し、10時間以内のゴールを目指します。

 

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コースは変化に富んでいて、標高1600Mから望む雄大な御嶽は素晴らしいの一言・・・写真が無くお伝えできなくて残念ですが、景色を見てみたい方はぜひレースにご参加ください。
個人的には3回目、春大会は初めての参加でしたが、第3チェックポイントを過ぎた後の最後の登り返しが本当に辛く、心が折れてしまいました・・・

 

さて、今回レースに参加した目的は、以前に当ブログ(http://mizutanibike.seesaa.net/category/8657853-2.html)でもご紹介しました
『LAUF FORK』をテストするため。

 

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初参加ではフルサスバイク、2回目はフルリジット、そして今回はハードテールにLAUF FORK を装着したバイクで参加しましたが、XCレースだけでなく王滝のような登り下りにガレ場の続くコースでもその特徴的な性能を発揮します。特に通常のサスペンションフォークに比べて軽量という点で、リジットバイクに近いハンドリングでありながら、確実に路面の凹凸に反応してくれるLAUF FORKは、長距離レースにおいてもメリットは大きく感じられます。40km超のスピードが出るような長く続く直線の下りでも、60mmのストロークと上体の動きを組み合わせればしっかり対応できます。
ただし、ダンパー機構はないためコーナーリング時のタイヤの路面追従性が良いとは言えず、その点においてはやはりオイルダンパーを持つサスペンションに分があります。王滝での下りコーナーでは浮石もあってなかなかフロントの押さえが効かず、スピードに乗って膨らんでしまいがちでした。
軽量性をとるか路面追従性をとるか、ライディングスタイルによっては強い味方となってくれることでしょう。

 

「ELITE PRO」と「MUDDER FRONT FENDER」もしっかり役目を果たしてくれて、Continental PROTECTIONタイヤのおかげでパンクもなく、今回も無事に完走する事ができました。
前回はプラスチックのボトルゲージで参加してボトルを2本とも落としてしまったので、今回は固定力の強い金属性のボトルゲージに変更しました。細かな事ですが、水分不足による脱水症状を防ぐためにも、こうした対策も重要ですね。

 

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運営に携わっていただいた皆さん、本当にありがとうございました。42km、20kmの部と合わせると実に1500人以上の方が参加するSDA王滝。秋には120kmの部が設けられ、こちらは100kmを7時間以内にゴールした経験のある方のみエントリーできます。
大自然の中でMTBの楽しさと魅力(と辛さ)を存分に感じられるSDA王滝に、あなたも参加してみませんか?
走り終わった後の達成感と充実感、画像ではお伝えできない素晴らしい景色が、皆さんを感動させてくれることでしょう♪

 

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≪今回の使用機材のご紹介≫
フレーム&フォーク:NINER ONE9&LAUF TR29
メインコンポーネント:SHIMANO DEORE XT
ブレーキ:HAYES PRIME PRO
ホイール:sunringle CHARER PRO 29inch
タイヤ:Continental X-KING PROTECTION 29×2.4(20psi程度)
サドル:SMP COMPOSIT
バック:VAUDE TRAIL LIGHT9
補給食:グリコ CCDドリンク、ワンセコンドCCD、井村屋 スポーツようかんプラス など

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