パナレーサーの新商品!TPUチューブ『PURPLE LITE』使ってみました!
パナレーサーの新商品!TPUチューブ『PURPLE LITE』使ってみました!
パープルライト-TPUチューブ
TPUチューブが流行っていますが、国内タイヤメーカーのパナレーサーからこの度、満をお持して登場!
メーカーカラーの紫色で一目でパナレーサーとわかる色合いです。
まずTPUは熱可塑性ポリウレタンと呼ばれ、しなやかな弾力性と柔軟性がある素材です。また伸縮性があり軽量です。
ブチルのチューブと比べると非常に軽量でこのパープルライトはロード用で1本なんと36g!
大体ブチルチューブが1本90~100g前後ですので両輪で比べると約100g近い軽量化になります!

そんなPURPLE LITEですが種類はロード用とグラベル用の2種類でどちらもバルブ長が2種類あります。
最近はリムハイトの高いホイールが多いのでバルブ長が85㎜あるのも嬉しいですし、2ピースバルブなので長さが足りない時はエクステンダーを付けることも可能です。
ロード用 700×23~32C対応 バルブ長 65㎜/85㎜ 重量36g
グラベル用 700×32~47C対応 バルブ長 65㎜/85㎜ 重量45g

そしてなんと価格が1本1,980円(税込み)~から!
この金額でこれだけの軽量化が可能なのは嬉しいですね!まだTPUチューブを使用したことない人も試しやすい価格設定になっています。

前置きが長くなってしまいましたが、実際に使用してみました。
使ったのはロード用のバルブ長65㎜。
バルブの先端は金属製のため、流行りの自転車用電動ポンプにも対応しています。(樹脂だと熱で変形してしまう可能性あり。)
TPUチューブの注意点としては一度空気をいれると形自体が戻りづらくなります。低圧で一度空気を入れてホイールにセットしていきます。
この時タイヤとチューブが噛みこまないように注意が必要です。
ブチルチューブに比べるとインストールに少し慎重になりますが、そこまで難しいことはありませんでした。
付属のベーススペーサーはリム形状に合うようになっており、根本部分とリムが干渉して音鳴りがすることを防いでくれます。


※(ベーススペーサーの向き逆になっています。)
取り付けた後は早速走ってみました。
やはり軽い!というのが第一印象。他のメーカーのTPUチューブも使ったことがありましたが、私の体感にはなりますがそれに比べると走り自体も軽い印象をうけました。
特に登坂時はその軽さは際立つように感じます!ヒルクライムイベントなどに参加するときのカスタム品の1つとしてもとてもオススメです!
走り心地自体ですがブチルのものと比べるとTPUの材質上反発力なんでしょうか?硬い印象をうけます。
ただ空気圧を少し下げることによって地面からの振動性や突き上げは軽減されたので、通常使用している空気圧より少し下げるのは個人的なオススメです。
また、リムブレーキの車体に関しては特に長い下りなどの長時間ブレーキをかける際はブレーキシュートとリムの接地する熱によってチューブ自体が破裂する危険性がありますので、ご注意ください。

チューブ自体が非常にコンパクトにできており、かつ軽量なので出先でのパンク修理に問題がない方は予備用チューブとしてサドルバッグ等に入れておくのもありだと思います。
非常に人気の商品で発売当初はすぐに欠品してしまいましたが、供給もまた安定しているようなので是非お試しください!
パナレーサーさんからPURPLE LITEを実際にインストールするyoutubeも非常に参考になりますので是非チェックしてみてください!
Panaracer Corporation パナレーサー株式会社
最新情報はミズタニ自転車SNSをご覧下さい。
————————————————————
■Facebook ミズタニ自転車株式会社 | Facebook
■Instagram ミズタニ自転車株式会社(@mizutanibicycle) • Instagram写真と動画
■X(旧Twitter) ミズタニ自転車株式会社(@MizutaniBicycle)さん / X (twitter.com)