レボシフターからサムシフターへカスタムしてみたお話。

2025.05.08

最近は子どもと自転車遊びへ出かけることが増えてきました。
一人で自転車に乗れるようになると近所の公園を走るだけでは物足りないようで、ちょっと遠出をしてみたり、公園の木々の合間を縫って走ったり、デコボコ道を走らせてマウンテンバイク風に遊んでみたり。すると、それまではあまり気にしていなかった変速レバーについて思うところがあるようで・・・。
今回はシマノ製変速レバーをカスタマイズしたお話をご紹介します。

子どもが小学生になって用意した自転車にはSHIMANO TOURNEYシリーズの6速の変速機が付いており、変速レバーは小さな子どもの手でも扱いやすいレボシフトタイプ(いわゆるグリップシフトタイプ)が装備されていました。変速の操作方法については一緒に練習して習得していましたが、近所の公園までの平坦路ではシフトチェンジをすることはほとんどなく、6段もギアが付いていることはまったく気にしていない様子でした。


ところが、少し遠出をして坂道を登ってみたり、子どもでも遊べるマウンテンバイクパークに出掛けて遊んだりするうちに、大人の自転車についているような「カッコイイ変速レバー」が欲しいと言うようになりました。カッコイイレバーというのは、私の自転車についていたラピッドファイヤータイプの変速レバーのこと。現在のマウンテンバイク等のスポーツ自転車に広く普及しているタイプで、ハンドルから手を放すことなく親指と人差し指で素早く簡単に変速操作ができます。


それならば、とラピッドファイヤータイプのレバーを検討しましたが、残念ながら7速からしか用意がありません。そこで、同じTOURNEYシリーズのサムシフタ―を導入してみました。
それがこちら【SL-TX50-6R


サムシフタ―とは親指(サム)だけで変速操作を行うレバーのことを言いますが、SHIMANOが現在販売しているサムシフタ―は「サムシフタ―プラス」と呼ばれ、レバーとボタンで変速操作を行います。


大きいレバーがシフトダウン、手前側のボタンがシフトアップです。
子どもの小さな手で大きいレバーを押し切るには少し慣れが必要かもしれませんが、ボタンを押すことでシフトアップする感覚が楽しい様子でポチポチと練習を繰り返して、すぐに慣れていました。慣れてしまえばグリップシフトよりも変速操作が楽なようで、状況に応じてシフトチェンジする回数も増えたように感じます。


スポ―ツ自転車には互換性のあるパーツがたくさんあります。
レースに向けたアップグレードだけでなく、各々の自転車の楽しみ方に合わせたカスタマイズが出来ることも、スポーツ自転車の魅力の一つだと思います。今回改めて子どもの自転車を触ると”こう変えてあげるともっと楽しんでくれるかな?”なんて親心が…。次はもう少し軽くブレーキレバーを握れるように、ブレーキ周りのアップグレードをしてみようと思います。
ご自身の自転車をどんな風にカスタムできるのか、ご興味のある方はぜひ自転車屋さんへご相談してみてくださいね。

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