【Continental】グランプリ 4シーズン インプレッション! 

2017.04.21

今回、紹介させていただくタイヤは耐パンク、摩耗性能に優れたグランプリ4シーズンです!

 

コンチネンタル クリンチャータイヤの定番といえば真っ先にグランプリ4000SⅡが挙がります。

実際、走られている方のタイヤを見ても高い装着率を誇っており、私自身愛用していて全く不満のない性能です。

高グリップで耐久性にも優れており、さらに「ベクトランブレーカー」を採用することで高いパンク性能を誇る万能タイヤです。

 

よりヘビーユースに耐えるハイエンドタイヤがグランプリ4シーズンになります。

 

 

 

グランプリ4シーズン

■シリカコンパウンド使用
■ダブルベクトランブレーカー内蔵
■デュラスキン使用
■推奨空気圧(PSI):110-120(700x23C) / 130-160(20C) / 95-120(25C) / 95-115(28C) / 85-102(32C)
■ドイツ製

■重量:23c 230g/25c 240g/28c 280g/32c 320g

価格(税別)¥7,400

 

グランプリ4シーズンはサイドに「デュラスキン」と呼ばれるポリミアド繊維を網状にしたシートをカーカスの外側に配置しています。スレに強い素材ですので、サイドから受けるダメージを防ぎ、サイドカットを防ぎます。

更に上位モデルに採用されている「ベクトランブレーカー」をなんと2枚トレッド内部に配置しています。サイドもトレッドもガッチリ守られており、まさに死角なしです。

コンパウンドはシリカコンパウンドを採用し高いグリップ力と耐摩耗性能を誇ります。

 

同じ「デュラスキン」を採用するモデルにゲータースキンがありますが、こちらはブレーカー素材が「ポリXブレーカー」となり、ケーシング、コンパウンドも異なります。ゲータースキンも高い耐パンク性能を誇ります。4シーズンはゲータースキンの上位互換と思っていただければと思います。

私はメインの使用用途が通勤なので、一番重視しなければならないのが「耐パンク性能」です。走行不能になってしまい遅刻という最悪の事態は避けなければなりません。

次に大切なのは「耐摩耗性」です。距離を乗るので減らないに越したことはありません。

 

実際のインプレッションです。

23Cで230gと4000SⅡと比較して25g増量のため、漕ぎ出しの重さは多少感じます。コンパウンド自体のフィーリングの差ですが、ブラックチリコンパウンドの4000sⅡのほうがもっちりとしたグリップしてるなといった安心感はありました。4シーズンのほうが乗り味が硬い印象です。耐パンク素材の影響でタイヤ自体の剛性が高いので空気圧をいつもより少し下げても良いと思います(私は0.3berほど下げました)。

グリップ力に関してはコンパウンドの硬さの差で感覚上ではピーキーに感じますが、攻め込んでもしっかりグリップします。レースで使っても申し分ない性能です。

実際、路面の荒れていることが多いアジア圏のレース現場ではグランプリ4000SⅡより4シーズンのほうが使用率が高いこともあるようです。

 

現在、1000km走行しましたがノートラブルです。

摩耗具合です。

フロント

まだ中央のバリすら消えていませんね(笑)

 

 

 

コチラはリア

中央のバリが消えたのみです。

 

この調子で何km持つのか長期間にわたってお届けできればと思います。次は2000kmですね(笑)

一生懸命、距離を乗らなければ・・・

 

 

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