RIDLEY Carbon
リドレー カーボン
RIDLEYは原材料となるカーボン繊維とエポキシ樹脂を独自の基準で選択し、最高品質のプリプレグ(カーボンシート)のみを使用しています。プリプレグのグレードは、フレームに柔軟性と快適さを与える最も柔軟な24Tから、30T、40T、50T、そして最も硬い60Tまで、弾性率の異なるプリプレグをバイクの使用用途や性能などを考えて適材適所にレイアップしています。
フレーム開発では、まず初めに「どのように使用するか?」「どのようなフィーリングが求められているのか?」といった、そのフレームに必要とされる正確な機能を分析します。次に各チューブの精密な線や曲線、チューブのサイズに細心の注意を払って、フレームの形状を設計。そして、最後にプリプレグをレイアップ。設計通りの乗り味を得るには、グレードの異なるプリプレグやさまざまな形状のプリプレグを計算通りの角度で張り合わせていきます。これは複雑な3Dジグソーパズルを組み立てるようなもので、数十層にも重ね合わせられ、最終的に数百のプリプレグで構成されます。
Aero-To-Weight Tube
Shapes
エアロ トゥ ウェイト チューブ シェイプ
ジオメトリーと重要ポイントとなるすべてのチューブ形状を見直しCFD解析を使用してすべてのチューブセクションが最適化され、空力性能、重量、ペダリング効率のバランスを最適化しました。
Fenix Frame
フェニックス フレーム
悪路である石畳(パヴェ)の走行のため開発されました。長めのチェーンステーは安定性と快適性を向上。シートステーは快適性を向上させるカーボンレイアップを施して、扁平させることで剛性と振動吸収性を高めました。
Kanzo Frame
カンゾー フレーム
アップライトな乗車姿勢により未舗装路では安定した走行性能を発揮。
多様なライディングスタイルに合わせたハンドリングと反応性に優れたジオメトリーを採用し開発されました。
X-Night Frame
エックスナイト フレーム
高い強度と剛性で反応性に優れるとともに、悪路でも安定したバイクコントロールが求められるシクロクロス競技に最適な素材とジオメトリーを採用し開発されました。
Diffuser Fork Crown
ディフューザーフォーククラウン
ディフューザー(拡散)概念を取り入れフォーククラウン内側の空気の流速を速めるようにコントロールすることで、ダウンチューブ周囲の空気抵抗を最小限に抑えディフューザー設計ではないフォークと比較して、時速50km/hで10%の空気抵抗を低減。
Diamond Shape Tubing
ダイヤモンド シェイプ チュービング
五角形のダイヤモンド形状にすることで、チューブ自体の剛性を高めるだけでなく、強度を向上しています
F-Steerer
F-ステアー
D型に成型されたフォークコラムはケーブル類を完全にフォークコラム部に内装することができ、コックピット周辺で起こる空気抵抗を低減すると同時に、美しい外観とハンドリング性能を実現しました。
F-Wings
F-ウィングス
フォーク先端部に取付けられたF-Wingsは、ホイールの回転によって発生するフォークブレード周辺の乱気流を抑制します。
F-Surface Plus
F-サーフェス プラス
ゴルフボールのディンプルと同様の表面テクスチャー (凹み) をチューブの計算された位置に設けることで意図的に小さな乱気流を発生させ、気流の乱れを抑えて空気抵抗を低減します。
風が強ければ強いほど効果を発揮します。
F-Tubing
F-チュービング
従来のティアドロップ(涙の滴)形状は垂直方向からの気流に対し空気抵抗を低減しますが、気流が特定の角度でチューブに当たると発生する乱気流を抑制することができません。
F-Tubingはカムテール形状のチューブにすることであらゆる角度からの気流に対して優れたエアロダイナミクス効果を発揮します。
50km/hで-4.03%の空気抵抗の低減を実現しました。
チューブ形状によって乱気流が発生し、チューブ周囲の気流は変化します。
F-TubingとF-Surface Plusを採用したチューブは、気流をスムーズに整流します。
D-Shaped Seat Post
D-シェイプド シートポスト
D型形状のシートポストにより空気抵抗を低減し、平らな裏側はしなりやすく快適性を向上しています。
Removable Front
Derailleur Clamp
リムーバブル フロント ディレイラー クランプ
取り外し可能なフロントディレイラーマウントになっており、1x(シングルギア)または2x(ダブルギア)を選択できます。
Optimized Tire
Clearance
オプティマイズド タイヤクリアランス
幅の広いタイヤを低い空気圧で走らせることができるため、快適性が向上し、転がり抵抗が低くなります。
Personalized Setup
パーソナライズド セットアップ
ダウンチューブの上下、シートチューブに3つの取り付けポイントがあり、フレームバッグと組み合わせてボトルケージの位置をカスタマイズすることができます。
Optimized Geometry
オプティマイズド ジオメトリー
アップライトな乗車姿勢により未舗装路では安定した走行性能を発揮。多様なライディングスタイルに合わせたハンドリングと反応性に優れたジオメトリーを採用し開発されました。
All Road Geometry
オールロード ジオメトリー
ロードバイクのような軽さと反応性、オフロードの地形で安定したハンドリング性能を組み合わせたオールロードジオメトリーを採用。
Universal Derailleur
Hanger
ユニバーサル ディレイラー ハンガー
ディレイラーハンガーの統一規格、SRAM UDH(ユニバーサルディレイラ―ハンガー)を採用することで衝撃を緩和するだけでなく、交換部品が入手しやすくなりました。
Disc Brakes
ディスク ブレーキ
ディスクブレーキは気象条件や地形の影響を受けにくい、安定した制動力を発揮します。