グラベルロードの先駆者―NINER RLT9が切り拓いた道③
―2025年現在、RLT 9の立ち位置と価値
2025年、多くのブランドがこのグラベルカテゴリに様々なバイクを投入しています。
エアロ重視のグラベルレーシングバイク、バイクパッキングに向けたツーリング志向のバイク、MTBに近いジオメトリを持つアドベンチャー、モンスタークロス系など、細分化が進んでおり、日々めまぐるしくトレンドが変わっています。
NINER RLT9シリーズは2013年のデビュー当初から一貫して、奇をてらわずバランス重視のグラベルバイクに位置しており、常に現代的な装備を取り入れながら冒険性と快適性の両立を続けています。
その中で3つの異なる素材を用いた3車種でライダーの志向に応じて選べる点も魅力です。
6061ハイドロフォーミングアルミニウムを採用した万能モデル。キャリアやフェンダーを装備したツーリングやキャンプなどのアドベンチャーライドから、シクロクロスのようなレースシーンまで、ライフスタイルに合わせた使い方が可能です。 アルミらしい弾力に富んだ乗り味が魅力です。2013年のデビュー当時の趣を残しつつ、現代の使用用途にマッチしています。
しなやかな乗り心地が特徴的なReynolds 853クロモリチュービングを採用。 クロモリらしい伸びのある軽快で快適な乗り味が魅力的です。クロモリながらテーパードヘッドや最新の規格を採用することで積載時でも安定した乗り味を実現しています。
RDO(RACE DAY OPTIMIZED:"レースのための最適化"の意味)カーボンを採用した、軽さとしなやかさを手に入れたRLT9シリーズのフラッグシップ・モデル。
欧米で人気の高まっている長距離グラベルレースでの勝利を目指すのはもちろん、フレームの各所にマウントを充実させるなど、あらゆるニーズに対応すべくアップデート。ALLOY、STEELと同じく70×50C / 650B×2.0 のタイヤクリアランスを持ち、軽快にバイクパッキングを楽しみたい方にもおススメです。
―Road Less Traveled
モデル名にもなっているこのワード、直訳すると「誰も通らない道」ですが、
「未開の道を行く」
「人とは違う選択をする」
というような比喩的な使われ方をされています。
グラベルレースに出る人、週末の林道を巡る人、キャンプライドを楽しむ人、気軽にサイクリングを楽しむ人、通勤も冒険にしたい人…
RLT9はそれぞれの「Road Less Traveled」を受け止めてくれる、そんな一台です。
―終わりに
10年以上前に、「誰も通っていない道」へ向けていち早く舵を切ったNINER。その思想が生み出したRLT9は、グラベルロードという概念が曖昧だった時代から一貫してその価値を示しているバイクです。
以上、3部にわたってNINER RLT9シリーズを紹介させていただきました。
冒険に出たくなる、そして入ったことのない脇道、林道につい足を踏み入れたくなる・・・
そんな魅力が詰まったRLT9というバイクのお話でした。
筆者バイク(RLT9 STEEL)
別スタッフのバイク(RLT9 STEEL)
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NINER BIKES ナイナーバイクス 日本オフィシャルWEBサイト|ミズタニ自転車株式会社 (mizutanibike.co.jp)
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